体臭の原因について

口臭・体臭(足など)・汗の臭いの原因は?

体臭は簡単に書くと下記のように発生します。

皮脂や汗が分泌 ⇒ 菌によって酸化・分解 ⇒ 分解臭や酸化臭が発生

動物性の脂肪を取ると体臭が強くなる傾向にあるので、体臭が気になる人は食物繊維を多くとるようにすると良いでしょう。

食物繊維をとることのメリット
・ 食物繊維が臭いを取り込んでくれる。
・ 対外に排出するのを手伝ってくれる。
・ 善玉菌の餌になる。

>>体臭が気になる人の食事についても参照ください。

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。

「エクリン腺」は全身に存在(特に足に集中)。
「エクリン腺」からかく汗は基本的に無臭です。
「アポクリン腺」はわきの下や性器の周辺に分布しています。
「アポクリン腺」からかく汗はその汗自体に臭いがあります。
「アポクリン腺」からかく汗の臭いが強いのを「わきが」と呼びます。
「アポクリン腺」からかく汗はセックスアピールがあると言われています。

このアポクリン線からでる臭いの元は体内の影響を強く受けます。特に消化の状況など体内の環境を整えることが臭いを抑える友好的な手段となります。消臭サプリメントなどを上手に使って体内環境を整えると良いでしょう。

体臭の原因にはHLA遺伝子が関係していることもあります。
HLAすなわち「ヒト主要組織適合抗原」は野生動物のように臭いで相手を識別する材料となっています。

HLA遺伝子は親から受け継がれて、人が異性の好き嫌いを判断するのに大きな影響を及ぼすことが明らかになっています。よくフェロモンという言い方がされますが、このフェロモンは先述したエポクリン線から出ている汗のことなのです。

フェロモンレベルのかすかな香りは別として、周囲を不快にするような強烈な臭いに対しては策を講じる必要がありますね。

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