足の臭いの原因と対策
足から臭いがするのは、ほとんどの場合自分の体臭ではありません。
足の臭いはバクテリアやブドウ球菌のような雑菌の排泄物による腐敗臭なのです。
足は暑い季節などには、一日にコップ一杯以上の汗をかきます。
元来、足にあるエクリン線(汗が出る穴)から出る汗は無臭です。
ワキなどにあるエポクリン線から出る臭いがする汗とは本質的に違うのです。
そのようなことから考えると足の臭いを軽減させるには、まず雑菌の栄養分となる汗をか
きにくい環境を整備し、雑菌の繁殖を防ぐ工夫をして、更には殺菌を徹底することで足の臭いを軽減することが出来ます。
少し整理しますと
汗をかきにくい環境の整備
・ ストッキングは避け通気性の良い面の靴下などを用いる。
・ ブーツなどムレる靴の使用を控える。
・ 革靴に関しては合成皮革のものより天然皮革の方が汗を吸収するので良い。
雑菌の繁殖を防ぐ工夫
・ 靴下を1日に数回履き換える。
・ 抗菌靴下などを選んで履く様にする。
・ 可能であれば、1日数回足を洗う習慣をつける。
殺菌を徹底
・ 除菌クリームや抗菌スプレーなどを使用する。
・ 最近、流行している足洗いソープなどを活用する。
通常の石鹸で足の臭いが取れにくい理由は足の臭いは単なる汚れではなく雑菌が原因だからです。だからこそ、継続的に臭いを軽減させていく努力が必要なのです。地味な方法と感じるかもしれませんが上記のような対応を徹底することにより大きく改善することが多々あります。