舌苔と口臭
口臭の原因には様々なものがありますが、
その中でも最も大きな原因の一つは舌苔
といって良いでしょう。
舌苔とは舌の表面にへばりついている白い
苔のようなもののことで舌の上の色を白色
や黄色に変化させます。
この舌苔は舌の表皮や粘膜そして食べかす
などのたんぱく質が細菌によって分解され
て舌の表面に付着したものです。
この舌苔は唾液の分泌が少なくなると臭い
を発する傾向にあるので、口が渇いた時は
注意することが必要です。
唾液の分泌が少なくなり舌苔が増加する時
とは、ストレスを感じている時やお酒を飲
みすぎた時などが代表的です。
舌が原因で口臭を発しているというケース
はこの舌苔をある程度取り除くことで口臭
を劇的に減らすことが可能です。
その方法とは・・・・・
まず口に水を含んでうがいを良くして、水
分をタップリ口の中にためてから濡らした
綿棒などで丁寧に拭き取ると良いです。
この時に注意が必要なのは舌苔を取り過ぎ
ないようにすると言うことです。ある程度
取り除けば良いのです。
どういうことでしょうか？
実はこの舌苔は口内環境の改善の一部を担っ
ているので、とりすぎるとかえって口腔内の
環境が乱れるのです。
ですから・・・・
歯ブラシで舌をゴシゴシと磨いたりするよう
な乱暴な方法ではなく、濡らした綿棒である
程度取り除くくらいがちょうど良いのです。
歯磨きをいくらしても口腔内の臭いが消えない
場合は、一度口の中をよく観察して舌苔が舌に
付きすぎていないかを確認してください。
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