体臭と香水の関係について
香水で体臭を消すことはできませんが、
香水を使って体臭をごまかすことは、
可能なケースがあります。
香水はマスキングといってあくまでも
体臭の上に新たな臭いを乗せるだけなので、
元の体臭がなくなるわけではありません。
体臭がきつい時に香水を上からふり掛けると
臭いが混ざって、余計に不快な臭いを出して
しまうことがあります。
体臭がきつくない時でも、香水のつけすぎは、
まわりの人を不快にさせる場合もあるので、
注意が必要です。
それでは体臭が気になる人はどのように、
香水を活用すれば良いのでしょうか?
まずは香水の種類を把握しましょう!
香水は大きく分けて次の4種類に分類されます。
名称 持続時間 推奨使用量
・パルファン 5~12h 1滴
・オードパルファン 5~12h 数滴
・オードトワレ 3h 3箇所程度に分けて1滴づつ
・オーデコロン 1.5h 少し離して吹き付ける。
※上から順に賦香率(エタノール濃度)が高く
香りが濃いというイメージです。
値段も上から順に高いのが一般的。
気温や体温により変わりますが、持続時間が
過ぎてから香水を足すのがコツと言えます。
持続時間が経過していないのに、新たに香水を
使用したりすると、逆効果になる場合もあるので
注意が必要です。
香水の特性としては・・・・・
「下から上に香る」「温度が高いと香る」
と言うことがあげられます。
したがって・・・・
香水をつけるおすすめの場所は、下半身
ということになります。例えば足首や
太ももの内側、ひざの内側などです。
その他にも、シャツやハンカチそして
鞄そして書籍などにさりげなく香水を
つけておくのも良いかもしれません。
逆に、脇や首筋、足の裏そしてそけい部など、
汗をかきやすい場所に香水をつけると、
ニオイが混じって悪臭を放つことがあります。
「汗をよくかく場所=汗腺の多い場所」には、
香水をつけないことが鉄則と言えます。
香水をつける場合は、つける場所を清潔に
してから、適量を用いるようにしましょう。
香水にはデオドラントのように消臭効果は
ないので、ニオイが混じらないように注意が
必要だからです。
香水は上手に使えば体臭を隠すのに役立ちます。
特性をよく理解して、正しく活用することで
体臭に悩む人の助けとなるアイテムの一つです。