加齢臭の対策について

ニオイの対策について

大手製薬会社のロート製薬が加齢臭に対する調査を発表しています。アンケートは30~69歳男性4874名が対象で「自分のニオイを気にしていますか?」という質問に65%が気にしていると回答したということです。いかに男性が体臭を気にしているのかがはっきりと数字でわかるのが興味深いですね。

 

加齢臭の対策について以前に「体臭が気になる人の食事について」を参考にすることを提案していましたが、もっとすぐにできる対応方法はないか?という多くの問い合わせをいただきましたので、今回は食事以外の加齢臭対策について掲載したいと考えます。

 

加齢臭の原因はノネナールという皮脂腺から分泌される皮脂に含まれる物質であるというのは以前に紹介しました。このノネナールは皮脂の成分の一種であるパルミトレイン酸が酸化することで生成されるのです。パルミトレイン酸を含む皮脂の分泌量が30代中ごろを分岐点として男女とも増加することで加齢臭が発生するのです。

 

ノネナールの対策が難しい理由はその性質にあります。ノネナールは水に溶けにくくてこびりつきやすい性質を持っています。つまり肌に付着したノネナールは表面にこびりつきやすく水で洗っても落ちにくいのです。洗い落としたつもりでもノネナールが残っているためにオヤジ臭がしてしまうのです。シャワーを軽く汗を洗い流すような洗い方ではまったく臭いが取れないのです。

 

ノネナールを落とすためには、これでもかという位丁寧に洗い落とす必要があります。毎日のお風呂で特に加齢臭が出やすい部分、具体的には「背中」「肩」「首の後ろ」「えり足」そして「耳の裏」の毛穴に詰まっている汚れや皮脂をしっかりと落とすという意識を持ち手抜きせずに入念に洗うことが必要です。

 

女性の加齢臭が男性に比べてピックアップされることが少ないのは、もちろん女性は皮脂の分泌量が少ないということもありますが丁寧に洗い流しているというの一つの要因といえます。

 

対処する方法として丁寧に洗う方法を提案しましたが、根本的な対策として補助的に消臭サプリメントを使用するのも有効な方法です。

 

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